「朝5時半起きの習慣で、人生はうまくいく!」遠藤拓郎

5時半起きどころか、5時寝の時もある夜型人間の私。最近は固定のお仕事に入っているので、平日はそれなりに早く起きる習慣が出来つつあるけどね。

少しでも早く起きられれば、それだけ朝の時間をもっと有効活用できるなぁということで、お店で見かけて積ん読化していた「朝5時半起きの習慣で、人生はうまくいく!」を読んでみた。

「朝5時半起きの習慣で、人生はうまくいく!」の概要

この本は大きく分けて3章で構成されている。

  • 第1章・・・朝5時半に起きるのが良い理由とスッキリ目覚める方法
  • 第2章・・・日々の生活で取り入れたい生活習慣
  • 第3章・・・スッキリとした目覚めに役立つ快眠グッズ

専門医である著者の考えは、ただ早く起きれば良いというものではなく、睡眠時間をいかに短くするか?いかに気持ちよく起きられるか?を考慮して、起床時間を決めることが大切だということ。

「朝5時半起きの習慣で、人生はうまくいく!」の感想

第1章での「体内時計のしくみ」に関する話は面白かった。「人間の体内時計は25時間あり、太陽の光によって24時間にリセットされる」という話は割とよく知られているけれど、どうして25時間なのか?どうしてリセットされるのか?そのメカニズムを科学的にわかりやすく説明してくれている。

また、太陽の光とメラトニンの分泌に関する話の時に、寝溜めをしても月曜の朝が辛くなる理由について語られていて納得した。単純に「休日が終わって仕事が始まることの辛さ」だけではなく、そこにはきちんと科学的な根拠もあるのだなと理解できた。

「朝5時半に起きる」というのは日の出時間に基づいた話なので、地域によっては何も無理に5時半に起きることはないと思うが、起きて太陽の光を浴びるのは理にかなっているんだなぁと思ったし、データによると私が住む東京では5時半起きがベストみたい。


第2章は「朝食を取る」とか「運動をする」と言った、睡眠に関する本やテレビを見たことがある人なら1度は目にしたことがあるような当たり前のことが書かれている。ただ、その当たり前がなかなか出来ていないんだけどね。目新しい情報はあまりなかったけれど、朝食の話で出てきた「コルチゾール」については興味深く読んだ。朝食はしっかり取ったほうが良いね、うん。


第3章は快眠グッズの紹介だったが、ここは流し読みでそんなに惹かれるものはなかった。太陽の光を再現した人口照明装置はそんなのあるんだ!って思ったけど、太陽の光を浴びるのが1番良いだろうし。

スリープトラッカーは元々知っていて。起きたい時間を設定すると、その近辺で眠りが浅く起きやすい時間帯を選んで起こしてくれるみたいなんだよね。そのうち買いたいなぁと思っている。


この本は文字がそれなりに大きく、行間が広くて読みやすい。専門的な話はいくらかあるが、簡単にわかりやすく書かれていてサラッと読める。逆に言えば、内容はちょっと薄い。最後のグッズ紹介を省いてもいいから、もう一つ何かあれば良かったかなと思わなくもない。

睡眠に関する本をよく読んでいる人にとっては物足りなさを感じてしまう内容だと思うが、睡眠の知識の導入本として、あるいは科学的な根拠を基にして早起きの意欲を高めたい人にはおすすめの本だと思う。私も早起きしたいと思わされたw