【2019.5.4】KAKE-ONE~GW中の貴重な土曜は頂いた~@BIRDLAND【昼の部】
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カケリネさん初のFCイベントに行った翌日、ワンマンライブに行ってきた。Break the limitのMVが投稿され、そのお披露目も兼ねたワンマンライブ。熱さ、かっこよさ、可愛らしさ、面白さ、様々な側面を持ったカケリネさんならではの、楽しくて愛情溢れるライブの模様を主観交じりでレポート。

昼の部(14:40~?)

前日に続いて10分遅れでの開場。なので、始まったのも10分くらい遅れていたのかな?

照明が落ちて暗くなった後、『dddawn!!』のイントロと共にカケくんが登場。ステージ横から勢いよく飛び出してきた。髪型と服装の雰囲気がいつもと少し違っていて、一瞬「カケくん・・・?」と思う私。なんだかドキドキしてしまう。

アコースティックライブ・・・・・・?

1部のテーマはアコースティックなシッティングライブのはず(!)だけど、がっつりオケで、初っ端からみんな立ち、スタンディングと化す会場。ノリ良く楽しい『dddawn!!』でテンションが一気に引き上げられる。1曲目からけっこう飛ばしている感じのカケくん。続く2曲目『愛を唄え』もテンション高く歌っていた。声の調子も良さそうで、サビでの一体感は半端ない。『愛を唄え』はわりと後半でやるイメージがあるのだけど、序盤に聴くのも良いなと思う。

この辺りで「どこがアコースティックライブって感じですよね。アコースティックライブなのにオケなのは理由があるんです」というMC。ちなみにまだ理由は話さない。なになに気になるじゃん。焦らすつもりかな?と思う私。曲を挟んで2度?3度?同じようなことを言っていたのが可愛らしかった。理由を言いたくて仕方がないらしいw

3曲目『crazy baby girl』では安定の(?)歌詞間違えで、客席から「あーっ」という反応。2番Bメロ?飛んで、ちょっと焦りつつ笑い出しつつも、サビ辺りで持ち直す。サビでの手の振りは少しだけ照れつつもやっぱり楽しい。カケくんは客席のあちらこちらに手の振りを促しては「d(ゝω・´★)」「d(。ゝд・)」「(*ゝωб)b」とやっていた。求められた人が振りをしている時に凝視しているの面白すぎるなw

4曲目に入る前に再び「アコースティックライブ?って感じの曲が続いていたけれど、それには理由があるんです」というMC。言いたくてウズウズしていた感じのカケくん、ついにその理由を明かす。『Break the limit』のMVを投稿し、そのお披露目も兼ねているということで、もちろん1部でも『Break the limit』をやろうと思ったのだけど、アコースティックな雰囲気からどう『Break the limit』に繋げていけば良いのかで悩んだらしい。『Break the limit』へテンションを持って行くための流れとして、オケで歌うしかない!って事になったんだって。

そして4曲目『Break the limit』を歌う。全力感のある歌声と動きがかっこいい。やや下からステージを見上げていたこともあって、MVであったカッとした表情(語彙力・・・)や結び目を作りほどく手の振りもしっかりと見れる。間奏の「ウォーウォーウォーウォーウォウォウォウォー」ってコーラス部分を一緒に歌いながら手を振るのが胸熱で楽しかった。かなり振り切っている印象だった。

ここから、アコースティックライブになる

ここでピアノに向かうカケくん。5曲目は弾き語りで『Wherever you are』を歌う。客席側も椅子に座り、ようやくシッティングのアコースティックライブといった雰囲気になる。抜群の声量で会場の隅々まで響き渡るような、力強くもあったかい歌声がたまらなかった。伸び伸びと歌っていて気持ち良さそうだ。聴いているこちらも心地良い。

青系の照明がピアノに落ちて、幻想的で少し寂しげな雰囲気になる。キラキラとしたピアノの音が響く。6曲目は『ボクノヨゾラ』だった。FCイベントの時とはまた違う良さで、音が響く分、より愛情深く、より切なさが増すような気がする。気持ちの高まりを表したようなライブでのアレンジがとても好きだ。最後に余韻を残してくれるのも曲に浸れて良いなって思う。

その余韻から次の曲もバラード系が来るだろうと思っていたら、突然激しくピアノを弾き始めて7曲目『おじゃま虫』・・・いやいやいやいや、余韻ぶち壊したぞこの人w やったよ、やってくれたよ、ワンマンでそれをやるのか~wと思いつつ、こういうところがカケくんだよなーと吹き出してしまう。客席は一気に賑やかな雰囲気で、観客を見事に驚かせたカケくんは嬉しそう。なんだか悔しい←

『おじゃま虫』の時に女子力高めの手振りや「好き」コールが発生したのだけど、半端なく照れてしまった私は、ピアノを弾くカケくんの楽しそうな姿を眺めていた。するとサビで目が合う(思い込み)。「コールしないの?」と目で訴えられた(思い込み)けれど、ステージまでの距離が近かったこともあり、顔を覆ってしまいたくなるほど照れていたので無理だったw 2番の「君の胸が好きなんです~」のところでは、胸を脚や首といった部位に変えて何度もコールする、生放送ではお馴染みのストーカーアレンジをして客席が沸く。なんという自由なライブなのか。

ゲスト(ざっとさん・伊礼亮くん)が登場

曲が終わってゲストタイム。カケくんのMCでざっとさんが登場し、挨拶をしてくれる。ピアノに座ってざっとさんの話を聞いている時のカケくんが、緊張が解けたような楽な表情に変わっていたのが印象的だった。安心感があるのかな。可愛いな。

8曲目は『愛のかたまり』。まさかこの曲をライブで聴けるとは思わなかった。曲に入る前に(言い回しは忘れてしまったけれど)もんんのすごく回りくどい言い方で曲紹介をするカケくん。ざっとさんから「MC下手くそかw」とツッコミが入る。そんな2人の(?)息がぴったり合った歌声はとても美しかった。ざっとさんはギターを、カケくんはピアノを弾きながら歌う。持ち歌かと思うほどハマっていて情緒的で感動した。

ちなみに、ざっとさんはカケくんのギターを使用。お父さんから譲り受けたというカケくんのギター。ざっとさんは昔この種のギターが苦手だったらしいけど、これは良いギターだと褒めてくれて、カケくん嬉しそう。

どこかのタイミングでざっとさん「『crazy baby girl』の2番Bメロ?一度もまともに聴いたことがないわ~」と歌詞間違いに突っ込む。カケくん苦笑いw たしかその後かな?にぎ爆の時はちゃんと歌えていたことを思い出し、「にぎ爆はATYがいたから、しっかりやらなきゃと思ったんかな~」とさらに笑顔で突っ込む。この時のざっとさんとのやり取り面白かったな。ツッコミの切れ味の鋭さはさすが、ざっとさん。

「カケちゃんのタイミングで~」というざっとさんの言葉から、笑い気味にピアノに向かってタイミングを図るカケくん。やがて勢いよく弾き始め、9曲目「おジャ魔女カーニバル」。ライブでこの曲を弾きながら歌うのはすごいなw テンポが早くて難しそうなこの曲で、カケくんは立って体を揺らして鍵盤を叩くように弾きながら「めっちゃ難しいw楽しいwww」っていう難易度の高いゲームを与えられた子供みたいな表情をしていた。一方ざっとさんはクールに弾きこなす。対比が面白い。

ここで伊礼亮くんが登場。久しぶりに見た気がするなぁ。前に見た時とやや雰囲気が変わっていたので、ちょっとだけビックリした。なんでも今はお店の経営もしていて忙しいらしく、あまり眠れていないとのこと。たしかに若干疲れているのかなっていう感じではあった。そんな中でもこうして来てくれるのだから、カケくん愛されてるなぁ。

ざっとさんと亮くんは玉置浩二さんのコアなファンで、玉置会というライブを月一で開催している。玉置会では「何月何日のライブの歌い方を再現」というように、いかにマニアックであるかを同じファンとして競っているらしい。その話を聞いてめちゃめちゃ興味が湧く私。カケくんも「玉置会ってそんな感じなの!?」と驚いていた。

その後、一旦カケくんが(不器用なMCで)はけて、ざっとさんと亮くんで10曲目、玉置浩二さんの『メロディー』を歌う。玉置さんの曲に詳しくない私でも聞き覚えのある曲だ。曲調も歌詞も切なくて心を揺さぶる曲であり、しっとりとした2人の声がさらに切ない気持ちを煽って泣きそうになった。心地良かった。玉置会に行ってみたくなったなぁ。

曲が終わるとカケくんが戻ってきた。ピアノを弾きながら、ざっとさん・亮くんと11曲目に『妄想疾患■ガール』を歌う。さっきまでの切ない雰囲気とは打って変わって、一気にオシャレな雰囲気に。手拍子しながら聴いていて、ノリやすい曲でもあるので楽しい。亮くんが声を張って歌うところで、この感じ久しぶりに聴いたなぁと思って、なんだか懐かしさを覚えた。

再び、カケくん1人で歌う

ここからはソロ。ざっとさんが使っていたスタンドマイクで話そうとしたカケくん「たっかっ!!!」うん、身長差がね。会場にクスクス笑いが響く中「うらやましいわっ」と言葉を放つ。

ギターの善也さんとドラムのいなばさんが登場して、ここからカケくんもギターを手に12曲目『ドナーソング』。カケくんの声量とあったかい歌声が活きる曲だよね。10曲目の『メロディー』で涙腺が壊れそうになっていたのもあり、聴きながら切なさに泣きそうになる。すると途中で、膵臓に何か(忘れた)が混ざった珍しい歌詞間違いをしたカケくん、ビックリして思わず涙が引っ込んでしまった(え?)。でも、とても心に沁みる『ドナーソング』だったよ。

13曲目は前回のワンマンでも披露してくれて、まだ音源化されていない『蛍のように』。情景が浮かぶような歌詞と曲の持つキラキラとした雰囲気が素敵だった。特にまるで蛍の光が一斉にぱっと輝きを放つかのような、サビでの音の広がりと歌声の美しさがたまらない。これも切なさの中に愛情が詰まったカケくんらしい曲だなって思う。いつか音源化されると良いな。

「大切な人を想って作った曲です」「みんなにも大切な人がいると思う。その人たちを思い浮かべながら聴いてくれると嬉しいです」というMCから14曲目『Lovin'you』。ゆったりとした曲調が心地良く、歌声がとても綺麗で、サビにかかるといつも愛おしさでキューっと胸が締め付けられるような気持ちになる。こんな風に想われたら幸せだろうな。とてもあったかい。

15曲目でピアノを弾きながら久しぶりの『ピエロ』。歌詞間違い率高めの曲なので少しだけ緊張する。よく間違えてしまう大サビの歌詞・・・大丈夫かな?と思っていると、今回も1番のサビを歌ってしまい途中で軌道修正。「あ~やっぱり間違えちゃったか~」と思ってつい吹き出してしまう私。曲が終わった後、チラッと視線を感じた気がするけど気のせいかな?w

そしてラスト16曲目『ホシアイ』。けっこう久しぶりな気がするなぁ。カケくんが歌うボカロ曲と言ったら、やっぱり『ホシアイ』のイメージが強いかもしれない。力強くあたたかく、どこまでも響き渡るような歌声。歌の上手さが増したり、様々な変化をしている中で、この曲を聴いていると「ああ、変わらないな」と思う。変わりながらも変わってないんだなぁと思えて嬉しくなる。とても素敵な歌声だった。

曲が終わって「ありがとうございました」という言葉と共にカケくんはステージを後にする。しばしの沈黙の後、会場内にアンコールが起きる。私も手は叩いたのだけど、1部では「アンコール!」の掛け声がわりと控えめで、声がまんま通る感じだったので、変に照れてしまってコールは出来ず。すみません💦

「元気がないなぁ~っ」と言いながら登場したカケくん。ほんとすみません💦 出演者が全員登場し、アンコールはみんなで『からくりピエロ』。この曲を聴くと本当に最後っていう感じだな。アンコールらしく、みんな笑顔でわちゃわちゃとした雰囲気もあって楽しかった。

思い出用とTwitter投稿用の写真撮影をして、1部の公演は終了。なかなかの濃い時間だった。新曲を聴ける嬉しさはもちろん、可愛いもかっこいいも歌いこなし、ピアノ&ギターの弾き語りでも魅せる、カケくんならではの詰め込みっぷり。全体で見ると1部はとっちらかった印象ではあるものの、カケくんの様々な魅力を堪能できるライブだった。

最初の方、どこかで言ったと思われるMC

多分、1部かな?間違っていたらゴメンナサイ。1部の2曲目前後かなって気がするけど。「ゴールデンウィークの忙しい中、来てくれてありがとうございます」という言葉の後、「みんな忙しかったよね?ねっ?」と謎に念押しするような言い方がなんだか面白くて、妙に記憶に残っている。

今回のワンマンライブは、みんなが休みで来やすいかなと思ってゴールデンウィークにしたそうで。どうやらカケくんは知らなかったらしい、ゴールデンウィーク中はホテル代や新幹線代がものすごく高くなることを。「もう二度とゴールデンウィークにはやらないっ」とやや本気っぽく言った後、「うそうそ~」と笑いながら言い直していたけれど、この先しばらくゴールデンウィークにはなさそうだな←

お見送り&お話タイム

会場の出入り口にカケくんが立ってお見送り。あまり時間がないようで、お話出来る時間は1分くらいかな?自分が何言ったか覚えてないのだけど、「楽しかったです!」くらいしか言えなかった気がする、緊張による語彙力の欠如で()

1部ではカケくんのグッズの白Tシャツを着ていて、「似合ってる」と褒めてもらえたのがすごく嬉しかった。カケくんは何気なく言った言葉だろうけど、「似合ってる」という言葉は私ごと褒められたようなものなので、嬉しさも倍増なのだ。今まで私自身は、あんまり褒められたことない気がするし・・・舞い上がってニヤニヤしながら会場を後にし、ふわふわとした気持ちで適当に食事を取って、続いては2部のライブへ。

長くなったので、2部のレポを分けましたw

昼の部のセトリ一覧

  1. dddawn!!
  2. 愛を唄え
  3. crazy baby girl
  4. Break the limit
  5. Wherever you are
  6. ボクノヨゾラ
  7. おじゃま虫
  8. 愛のかたまり(カケくん×ざっとさん)
  9. おジャ魔女カーニバル(カケくん×ざっとさん)
  10. メロディー(ざっとさん×伊礼亮くん)
  11. 妄想疾患■ガール(カケくん×ざっとさん×伊礼亮くん)
  12. ドナーソング
  13. 蛍のように
  14. Lovin'you
  15. ピエロ
  16. ホシアイ
  17. からくりピエロ(全員でアンコール)
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