「20代、自分の魅力をつくる時間割」井上和子
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古本屋で購入してからずっと積読だった本を、ようやく手に取った。

「お前20代じゃないだろ・・・!」みたいなツッコミをするのは野暮である。

「20代、自分の魅力をつくる時間割」の内容

20代は多くのことを学び、吸収し、挑戦するとき。「あの20代があったから、今の私がある」と胸をはっていえるような、知的で楽しく華やかな20代にするための毎日の過ごし方をアドバイスする。

「20代、自分の魅力をつくる時間割」を読んだ感想

1996年に発行された本なので、若干その時代ならではの古さは感じる。今とは価値観も違うだろうし、考え方など、ちょっと私とは合わないなと思う部分もあった。

けれど、時間を守ることや挨拶の項目など、よく言われることだけど耳が痛い言葉や気付きもあった。

また、著者の生活観に影響を及ぼしたという、茶道の先生の言葉が印象的だった。

「いいものを普通に使うから、それに対する丁寧さ、思いやり、礼儀が身につくのです。家で使う食器や道具も同じですよ。いいものを使いなさい。もののほうにしてみれば、一年に数度しか使われないなんてかわいそうでしょ。ものだって使われたいと思っているのです」

引用元:「20代、自分の魅力をつくる時間割」168P

思い入れのあるものは傷つけたくないから使う機会を選びがちだけど、大切に使いたいものを日常で使うことで、大切に扱おうとする心を育めるのかなと感じた。

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