果たしてサブリミナル効果はあるのだろうか?

今、サブリミナル効果の影響度についてはどういう風に扱われているのだろう?

小説を読んでいる時にふと気になったので調べてみた。

サブリミナル効果とは?

サブリミナル効果とは、意識と潜在意識の境界領域より下に刺激を与えることで表れるとされている効果のことを言い、視覚、聴覚、触覚の3つのサブリミナルがあるとされる。閾下知覚とも呼ばれる。 サブリミナルとは「潜在意識の」という意味の言葉である。

引用:サブリミナル効果 – Wikipedia

サブリミナルを説明するのに外せない有名な実験がある。これがきっかけとなり、人々に広く知れ渡るようになったようだ。

ジェームズ・ヴィカリーのサブリミナル実験

市場調査業者のジェームズ・ヴィカリーが、1957年9月から6週間にわたって行ったというサブリミナル実験の結果を発表した。

実験の内容は、映画で上映中のスクリーンに「コカコーラを飲め」「ポップコーンを食べろ」というメッセージが書かれたスライドを1/3000秒ずつ5分ごとに繰り返し二重映写するというもの。これにより購買率がどう変化するのかを調べたところ、コカコーラは18.1%ポップコーンは57.5%も売り上げが増加したというのだ。

本当なら凄い効果だけど、アメリカ広告調査機構が実験内容と結果についての論文を要請したにも関わらず、ヴィカリーは発表しなかった。また、後日カナダのCBC(カナダ放送協会)が番組で再実験をしたところ、「telephone now(今すぐお電話を)」というメッセージに対して誰も電話をしてこなかった。

そしてついに1962年、ヴィカリーは実験が嘘であったと告白する。

サブリミナル効果はあるのか?

現代の科学では、サブリミナルの効果はないというのが一般的な見方らしい。

2000年以降も研究は続けられていて、アイスティーのリプトンを使った実験では、限定的な条件下で効果が確認できたとのことだったが、これについても疑問の余地はあるようだ。

効果はないと思われているものの、サブリミナル広告は現在でも禁止となっているそう。

サブリミナル効果からは少しズレるかもしれないけれど、バーゲンの時にアップテンポの曲が流れたり、高級ショップでは落ち着いた音楽が流れていたり、この商品にはこの色を使うと売れるとか、知らず知らずのうちに私たちは色んなところで印象操作を受けているのだろうなとは思う。