ご飯が激マズすぎて、簡素なマイコン炊飯器から多機能タイプに変更した話
9月に引っ越しをした私。家電付き物件だったので炊飯器も付いていた。
「炊飯 / 切」の切り替えスイッチがあるだけの簡単なマイコン炊飯器。初めて炊いた時は「あ~やっぱり味は劣るなぁ」くらいの感想だった。何せ実家の炊飯器は10万の代物である。そりゃ比べるのは酷な話だよね、と。
レトルトカレーをかけた状態でもマズかったけどね。まあ、食べられないことはないかなぁ?とは思っていた。
そして2度目に炊いたご飯がこちら。水の量は適正であり、ごく普通に炊いたものだ。
これはお餅・・いや、お餅のなりそこない!失敗したお煎餅!硬くなった粘土!プラスチック!
お箸の跡がいくつか付いているが、少しでも触ろうものなら、なかなか取れないのだ。味は相当に酷い。とてもそのままでは食べられないのでお茶漬けにしたが、カバー出来ないレベルでマズかった。その後、見事にお腹も下す私。
母と連絡を取っていた流れでこの面白ネタ大惨事を伝えたところ、引っ越しで金欠になった私のために炊飯器を買って送ってくれることになった(ありがとうございます・・・!)
ここまで酷い代物になるなんて奇跡!この激マズご飯を食べ続けるのは無理だと判断し、しばらくの間パンや保存用ご飯、インスタントで食い繋ぐこと数日・・・ついに炊飯器が届いた。
届いたのは、アイリスオーヤマの「銘柄炊き」だった。31種類の銘柄を最適な炊飯モードに振り分けられる他、白米・炊き込み・おかゆ・玄米・煮込み料理に蒸し料理も出来る。
そしてなんと言っても予約機能がある!これは本当に大事!炊く時間を指定できるだけで手間が全然違う。
中はこのようになっている。外観も内観も安っぽさを感じないのが良いね!それなりに重さのある釜なので、前の炊飯器のように炊き上がったご飯を混ぜようとしたら釜までクルクル回る()なんて事もない。
蒸し料理の為の蒸し器がこちら。そのうち、蒸しパンとか作ってみたいな。
肝心のご飯を炊いてみた。銘柄は現在使っているあきたこまちにセット。
そして炊き上がったご飯がこれだ。
ちゃんと粒が生きている!写真がかなり下手だが、段違いに美味しい。
さすがに実家のIH炊飯器の味には敵わないが、前の炊飯器とは比べるのも申し訳ないくらいに美味しいご飯になっていた。これなら安心して毎日食べられる。
今回のことで、炊飯器は大事だなと思った。家電付きは一見お得に思えるけれども、炊飯器はある程度ちゃんとしたものを買った方が良いことを学習した。